mbedといえば、ARMが提供している開発環境でパソコンに開発ソフトを入れなくてもWeb上で開発ができ、作成したプログラムをドラッグ&ドロップで書き込めるものです。
PICを提供しているMicrochip社はmbedのように使える開発ボードとWeb環境を「MPLAB XPress」として提供を始めました。
実際にログインなどしなくてもすぐに開発画面を開けます。これです
https://mplabxpress.microchip.com/mplabcloud/ide
mbedと特に違うところとしては
- XC8などデスクトップ版MPLABと同じコンパイラが使える
- 作ったプロジェクトはMPLABのプロジェクトとして吐き出せる
といったところです。
mbedというよりはオンラインになったMPLABに近いです。
それでもちょっとプログラムを書いてダウンロードボタンを押すとhexファイルがすぐに書きだされますのでとても便利です。あとはこれを書き込むだけとなります。
10GBまでは無料のプロジェクト容量として使えるみたいです。まず使い切ることは無さそうですね。
XPress Evaluation Boardはこれ用の開発ボードでまだ現在は簡単に購入できないのですが、CUriosity開発ボードも対応しているようです。こちらは秋月でも買えます。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-10022/
XPressの公式ページはこちらで
https://www.microchip.com/mplab/mplab-xpress
サンプルのプログラムが上がっていて公開されている他人のプロジェクトを開けます
https://mplabxpress.microchip.com/mplabcloud/example