カテゴリー別アーカイブ: パーツ紹介

話題になっている・新しい部品を紹介します

Arduino ZEROが出るって!

Arduino は新しい開発用ボードArduino ZEROを発表しました

ArduinoZero出典: ArduinoBlog

もっとも重要な違いは

  • デバッガが標準搭載

というところだと思います。Atmel’s embeded debugger (EDBG)が一緒にボードに載っています。これが仮想COMポートとして働いてデバッグとプログラムの書き込みをしてくれます。そういう意味でもSTMDiscoverにかなり近いですね。同じようにプログラムを動かしながらブレークポイントを設定してメモリーの状態をPCから確認できたりします。
ちなみにチップはSAMD21というAtmelのもので、コアはARM CortexM0+となっているそうです。つまり32bitです。

まだ販売されてないようですが、今行われているMakerFaireBayAreaでお披露目されているそうです。

詳しい情報はこちらから
http://blog.arduino.cc/2014/05/15/meet-arduino-zero/

630Fの巨大コンデンサ

コンデンサなんて普通は0.0000001uFとかを使いますが今回は630Fのコンデンサを紹介します。

1885-02
出典: adafruit

電圧は2.5Vで容量が630Fとなります。重さは133gです。コンデンサだけで1Aの電流を約10分間流せますね。電池と違ってエネルギー損失はほぼ無いですし、充放電の回数も比較になりません。なによりメモリー効果がないので充電しながら使うには非常にいいですよね。

リンク元サイトにはmaxim(RTCのチップなどを作ってる会社)のページヘのリンクがあり、このコンデンサだけでどのぐらい時計を動かすことが出来るか試してごらん!と書いてあります。センスが良いですね。計算してみましたが50年ぐらいは動きそうです。リチウム電池でも5年とかなので、単純に考えても電池10個分の価値はありますね。しかも充電できる。

データシートはこちら
http://www.adafruit.com/datasheets/dl-dle-e-140101.pdf

今回は新商品なのでこれを扱いましたが、世の中には2000Fを超えるものもあります。
digikeyで販売していて1個7000円とかですね。
http://www.digikey.com/catalog/en/partgroup/dlcap-series/4088

精度0.01度の温度センサー

温度センサーといえば1度単位でも大概は十分ですが、細かく測れれば「あ、温度が上がりつつある」などが分かります。今回紹介するのはそういった傾向を知るために0.01度の精度で温度を測れるI2C温度センサーです。

obr1511_uvod
出典:electronics-lab

STS21という型番です。基本的なモジュールは全て載っていてI2Cで通信するだけで温度を取得することが出来ます。レスポンスタイムは5~30秒で、精度を安定して得られるのは0~60度の時です。

今はまだmouserでは販売していませんが
http://www.soselectronic.com/?str=371&artnum=113285&name=sensirion-sts21
などで入手できるようです。

 

NXP LPC1114FN28の小型mbedボードが発売

スイッチサイエンスでNXPマイコのLPC1114FN28をmbed化した小型ボードが発売されました。

LPC1114_1
出典:スイッチサイエンス

LPC1114FN28の特徴

・ARM Cortex-M0
・50Mhz ( 内蔵12Mhz )
・Flash 32KB RAM 4KB
・UART/SPI/I2C/ADC6ch/32bitTimer2ch

このマイコン自体は秋月でも110円で売っています
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-06071/
このmbed化ボードはマイコンにはプログラムが何もなくて基板の裏にあるI/FチップがPCとの全てのやり取りをしてくれます。ある意味LPCマイコンライターになっているので新しいマイコンを買ってきてここに刺してまた使うということも可能です。

このmbedボードはスイッチサイエンスで2,160円で販売しています
http://www.switch-science.com/catalog/1714/

 

オープンソースな格安ロジックアナライザ

本格的なロジック・アナライザは基本的に高くてなかなか買えないものですが、簡単なものなら割りと作れちゃうものでもあります。今回紹介するのはオープンソースで回路もプログラムも公開されている8chで60Mhzのロジックアナライザです。

Logic-Pirate-600x450
出典: dangerousprototypes

256ksample分のレコードサイズがあるので4.2ms分保存できます。また、PCとの通信速度は500kB/sだそうです。(ちょうどサンプリング上限の2回分。つまり、1秒間に8.4ミリ秒分のデータを送れます。60Mhzならね)。写真を見ても分かるようにほぼPIC32だけといった回路で出来ています。ちなみに60Mhzというのはオーバークロックで実現されています。いい子は20Mhzで使うものです。また、ブートローダーが入っているので中のFirmWareを書き換えることが可能です。

PC側のソフトはこちらもフリーで公開されているOLSLogic Analyzer Clientを利用します。

Logic_pirate_ols_main_window-600x473

 

上記のソフトやEagleファイルやプログラムなどは
http://dangerousprototypes.com/2014/04/15/new-prototype-logic-pirate-8-channel-256k-sample-60msps-logic-analyzer/
ここからDLできます。
2層基板を使ってる点や手で作れるサイズの部品を使うのに気を使っているそうです。ありがたい。
ただ、このぐらい買っちゃいたいという方は3000円ぐらいでこちらで売ってます
http://www.seeedstudio.com/depot/Logic-Pirate-p-1750.html