Sublime Text2をArduinoIDEとして使う

エディタとしてファンの多いSublimeText2ですが、Arduinoのスケッチを編集しちゃおうっていうはなしです.

Use-Sublime-Text-2-to-Replace-Arduino-IDE-1
出典: elecfreaks.com

元々Cのエディタとしてつかえば編集は出来ましたが、関数のサジェスチョンが出てきたりとか便利です。また、画像にあるようにBootもできるようです。(記事には文字で書いてないですが、多分)
重要なのは元サイトで紹介されているST2-Arduinoというツールです。
これを入れることで色々できるようになるみたいです。

元サイトはこちら
http://www.elecfreaks.com/7525.html

部屋のライトをハッキングする

今回はハッキングの話です。Amazonで19ドルで売っているワイヤレス電球ソケットを4chまでしか対応していなかったのを制限なく何個でも使えるようにしたって話です。FZLXPGWI2Q1H6GS.MEDIUM
出典: instructables

元々無線で操作できるAmazonにあった電球を分解してます。
分解すると中にEEPROMがあり、そのデータシートを元にEEPROMを読み書きしています(dump用のpythonコードも公開しています)これをもとに無線を受信したらEEPROMの値が変わっているのを確認します。ここまでは観察です。

次に送信機を分解しています。
これは315Mhzの周波数を使っていて、20bitのcode(他の315Mhzとぶつからないように)と4bitのdataでできていることがわかっています(データシートを見て)。そしてこの中にリモコンの番号(照明の番号じゃない。隣の家の人が同じものを使っても大丈夫になるためのもの)があるのを推定し、これを元にdumpファイルの比較からリモコンごとの番号を見つけています。

最後に、好きな番号を送信する同じ315Mhzの送信機をArduinoを使って作っています。
これで4chだけでなく他の買ってきた照明もdumpしてidさえとってしまえば制御できるようになります。

すごいですね。カッコイイハッキングです。
詳しくはこちら
http://www.instructables.com/id/5-RF-Controlled-Light-Sockets/?ALLSTEPS

[新刊情報] 総まとめ!FPGA・HDL設計実例集が出るよ

CQ出版はよくFPGAも扱いますが、「トランジスタ技術」「Interface」「DesignWaveMagazine」の過去10年分のFPGAに関する記事2700ページ分が1つのCDにまとまって付録でついてくる「FPGA×HDL設計実例集」が11/29に発売になります!

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出典: CQ出版

本の方にはテーマごとに分けられたダイジェストと、FPGAの最適化設計手法が整理されて載っているそうです。
目次はこんな感じ

要求仕様を満たす最適化のために
第1章 FPGAの実戦的設計法

複数のクロック系統を使いこなす
第2章 消費電力と安定動作

RTL設計とビヘイビア・レベル設計の違いが分かる
第3章 HDL設計とCベース設計

内蔵DSP機能を活用して高速化
第4章 信号処理

NTSC/VGA信号やフレーム・メモリの扱い方から画像認識まで
第5章 画像処理とグラフィックス表示

Nios II,MicroBlaze,Cortex-M1/M3などの活用とプロセッサ設計
第6章 プロセッサ・コア

プロセッサ周辺回路の設計とソフトウェア開発
第7章 組み込みシステムへの応用

LVDS,DDRメモリ,PCI Express,SATA,Ethernetの設計
第8章 高速インターフェース

定電圧,大電流対応の電源回路
第9章 電源&熱対策

DSP,メモリ,アナログなどの専用機能や部分再構成機能
第10章 内蔵機能活用

機器設計,インターフェース設計,演算処理設計
第11章 アプリケーション事例

シミュレーションの基本とツールの活用法
第12章 検証&デバッグ

目次だけでもワクワクしますね。
CDっていうところがちょっと痛いですが(CDドライブなんて持ってないよね)、それでもこれだけまとまってると参考になりそうですね。

11/29から5800円ぐらいで販売されます。

 

新刊。ARM Cortex-A9が2コアなFPGA「Zynq」の雑誌が出るぞ

CQ出版から出てるDesign Wave。11/15発売の新刊は「ARM Cortex-A9×2!ZynqでワンチップLinux on FPGA」で、ARMコアが2個も載ってるFPGAボードの入門編になっています。46091l出典: CQ出版

雑誌でつかわれているのは ZedBoardというZynq-7000の開発ボードです。
雑誌ではボードの概要からまずはLinuxの立ち上げ。VivadoによるIPコアの構成やハードロジックの追加。最後の方ではAXIバスやIPIFに関して。また、jpegのデコードをハードウェア化してどの程度高速化されるかなどを試す記事が載っています。

詳細はこちら
http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/46/46091.html

そう来たか。ArduinoとBLEで家の照明をコントロール

最近はいろいろな人がBLEで制御できる○○っていうのを作っていますが、ここまで雑な感じ(わかりやすい感じ)のものは久々に見たので掲載。サーボモーター4つ使ってスイッチを2つ制御しています。

FRUZTBBI2ABN92Q.LARGE出典: instructables.com

ArduinoUnoとBLEはArduino向けのBLEをシリアルに変換するボードを使っています。
サーボモーターは秋月でも売ってる小さいやつです。

動画はこちら

これこそ工作ですね。シンプルな回路と構成でも面白いものが作れます。

詳細はこちら。arduinoのスケッチファイルもあるのでBLEだけ参考にしたい人にもよいでしょう。
http://www.instructables.com/id/Arduino-Room-Automation-via-Bluetooth/